糖質の代謝経路である解糖系、クエン酸回路、電子伝達系をまとめて解説

この記事には広告を含む場合があります

グルコースからATPを作るための代謝経路は、解糖系→クエン酸回路→電子伝達系の順に進行します。

解糖系_クエン酸回路_電子伝達系

STEP1
解糖系
細胞質ゾルでの代謝
STEP2
クエン酸回路(TCA回路)
ミトコンドリアのマトリックスでの代謝
STEP3
電子伝達系
ミトコンドリア内膜での代謝

この3つの代謝経路を進行させることで、グルコース1分子から最大38分子のATPを合成することができます。

解糖系のポイントまとめ

解糖系の代謝

解糖系のポイントは以下の4点です。

  • 解糖系は細胞質ゾルに存在する
  • 嫌気的条件下で乳酸、好気的条件下でピルビン酸が生成
  • 解糖系の進行に酸素は不要(嫌気的に進行)
  • 解糖系では2分子のATPが生成

解糖系について詳しく勉強したい場合は、コチラの記事がおすすめです。

クエン酸回路(TCA回路)のポイントまとめ

クエン酸回路の代謝

クエン酸回路のポイントは以下の4点です。

  • クエン酸回路はミトコンドリアに存在する
  • 好気的条件下で進行する
  • NADH+HとFADH2が生成する
  • GTPが生成する

クエン酸回路について詳しく勉強したい場合は、コチラの記事がおすすめです。

電子伝達系のポイントまとめ

電子伝達系の代謝

電子伝達系のポイントは以下の3点です。

  • 電子伝達系はミトコンドリア内膜に存在する
  • 水素イオンの濃度勾配を利用してATPを合成する
  • 電子伝達系では、電子伝達とATP合成が共役している

電子伝達系について詳しく勉強したい場合は、コチラの記事がおすすめです。

ツカサ

この3記事を読んでもらえば、グルコースがどのようにATPに合成されるのか、しっかり理解することができます!